2008.10.05

横浜トリエンナーレ2008〜新港ピア会場編

9/27と10/4の2回の土曜日で横浜トリエンナーレ2008に行ってきました。

全体を通して感じたことをまず記します。

今回、個々の作品には説明文(解説)が付いておらず、作品を見ただけでは作者の意図を理解するのは困難な作品がほとんどです。もちろん観客が見たままを感じればいいのでしょうが、一方で音声解説の端末を1台500円(2日間・全会場で有効)で貸し出しもしています。これは主催者側の判断なのか、作者側の意向でもあるのかよく分かりませんが、実際に音声解説を聞くと「あ〜、成る程ね、そういう意味なんだ!」と作品を見る助けになるのは確かです。それはただ単に作品を見て「ふ〜ん。何だかよくわからないけど面白い。でも何なんだろう?」と思うよりは有意義な体験だと思います。

もちろんガイドブックも売ってますが、それには作者別のプロフィールが書かれてるだけで、今回の出品作の解説は載ってません。また全ての作品に音声解説が付いているわけでもありません。

作品に解説を付けない。500円もする音声解説端末の貸し出し。作品による音声解説の有無。ガイドブックにも作品の解説が無い。この辺の運用には疑問も残りますが、トリエンナーレを楽しむには端末を借りて音声解説を聞いた方がよいかと思います。せめて自前の無線LAN(会場内には専用の回線があったようです)機器を持ってれば聞けるようにしてくれてもよかったのではと、iPhoneを片手にそう思いました。

新港ピア会場全景
Yokotri2008shinkopia

中の作品はフラッシュを焚かない限り撮影は自由です。

入ってすぐの作品。

Yokotori200808

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鉄球が水面に触れると水?が飛び散る。時々係の人が鉄球を大きく振らしにくる。奥の家?は遠近法を表現してるらしい。

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巨大な映写機。向いの壁に写真のような映像が映し出される。注意しなければいけないのは上映時間が毎時00分から5分間だけということ。それ以外の時間に行っても白い壁があるだけ。写真では判読できないが、映像が写ってる右側の壁に上映時間が書かれている。Yokotori200803

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くまとねずみ。両方とも息をしてる(お腹が上下してる)はずらしいが、2日間行ったがどちらの日もくまのほうしか息をしてなかった。

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みざるいわざるきかざる。

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新港ピア会場の突き当たりのカフェのテラス席から見るハンマーヘッドクレーン。アート作品以上に実用の美を見せつけてくれて、インパクト大。

造型物を中心に写真を撮りましたが、作品としてはまだまだいっぱい出品されてます。今回のトリエンナーレは今までより映像作品が多いように感じました。映像作品は決まった長さがあるので一定時間その場に留まらなくてはいけなくて、尚かつビデオアートっぽい作品は見てて退屈なものが多く、忍耐力を要します。しかも冒頭に書いたように解説を聞かないと分からなものが多いです。

その他の写真はこちらにあります。

技術館写真匣: 横浜トリエンナーレ2008:iPhoneカメラ〜新港ピア編

技術館写真匣: 横浜トリエンナーレ2008:iPhoneカメラ〜赤レンガ倉庫編

<赤レンガ倉庫編に続く>

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2008.03.24

2008/03/24(月)の風景〜ミスドinBモアーズ、オープン間近とか

以前ミスドが入っていた川崎モアーズの別館?が立て替えのため取り壊されてから早幾星霜。その間、川崎でミスドに行こうとしたらエスパまで行かなければならなかった。そんなにミスドのドーナツを好んで食べてたわけではないけど、たまに100円で売ってたり、ポイントで景品がもらえたりする時は買ってた。でも、そのミスドが閉店したからと言って、わざわざエスパまで行こうとは思わなかったし、無いなら無いで別に構わなかった。

とは言うものの、最近では新製品のニュースを聞いたりして、「あ〜食べてみたいなあ」と思ったこともあるのも確か。

そんな川崎駅前のミスドが間もなく再オープンです。4/1(火)、Bモアーズの1F〜3Fですね。見た感じでは以前のように1Fが販売フロアのようですね。で、以前は2Fのワンフロアだけだった客席が、2F〜3Fとツーフロアになるようです。喫煙と禁煙でしょうか。フロアを分けて完全分煙だといいですね。

20080324misd

<おまけ>

京急川崎駅とアゼリアを結ぶエスカレーターも完成間近です。こちらは3月末でしたっけ。工事用の囲いが取れていました。

20080325keikyukawasaki

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2008.03.16

川崎港海底トンネル人道を歩く

川崎駅東口駅前からバスに乗り東電前下車(200円)。バス停から直進して千鳥公園へ。あの塔の下に人道の入口がある。

080315chidoriparktou

公園内は土曜日の午後とはいえ、ひっそりとしている。話には聞いていたがやはり猫が沢山いる。誰かからご飯をもらっているようで、我々が近づいても逃げない。5〜6猫はいたか。みんなややメタボ気味だ。

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公園を抜け、道を渡るとこんな案内板が。

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左折すると東扇島に向かう海底トンネルの人道入口が現れる。

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この項書きかけ・・・



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2008.03.14

2008/03/14(金)の風景〜ケロロ軍曹3の感想とか

20080314morning

『超劇場版ケロロ軍曹3/ケロロ対ケロロ 天空大決戦であります!』を観たよ。今までの中では一番面白かった。敵キャラを含めた各キャラのバランスやストーリー展開等、どれを取ってもシリーズ中最もバランスがよく、戦闘シーンも見応えがあった。相変わらずファーストガンダムを観てないと笑えないギャグが多く、知らない人にはもったいないが、それはまあご愛嬌。あと、天空ってことでやや「ラピュタ」も入ってますかね。そういえば京急空港線に天空橋駅ってのがありますね。一度行ってみたいんですけどね。

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2008.03.13

2008/03/12(水)の風景

20080312morning

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2008.03.12

2008/03/11(火)の風景〜ジャンパーの感想とか

20080311keikyu

ようやく京急のありがとうギャラリー号と遭遇する。鶴見で通過待ちしてたら反対側のホームに入ってきたので慌ててシャッターを切るが、発車間際だったので車内からしか撮影できなかった。今度は実際に乗ってみたいよん。

TOHO川崎で『ジャンパー』を観る。う〜ん。予告編だけでよかったかな〜・・・。何がまずいかって、主人公に全然感情移入できない。銀行から勝手に他人の金を盗んで好き勝手な生活してる馬鹿な若者を応援する気になれないでしょ、貧乏勤労者からすれば。うらやましいというより腹立たしいよ。ジャンパー狩りをするパラディンを応援しちゃうもん。

そのパラディンにしてもどういう組織なのかよく分からないし。予告編からは彼らもジャンパーと同じ能力を持っているのかと思っていたらそうでないし、それなら何であんな特殊能力を持ったジャンパー達と互角以上に戦えるのか全然分からないわけよ。それにすげえ武器も持ってるし、どんな科学力なんだよ!

あと、予告編からは宇宙にジャンプするのかと思わせるカットがあったけど、そんな場面もないし。映像全体にしても予告編のイメージを超えるような斬新なものはなかったしね。88分と短くてテンポがいいのはいいんだけど、その分ストーリーが雑で面白くなかったっす。今のところ今年一番の残念賞ですかね。

『チャーリーとチョコレート工場』や『テラビシアにかける橋』のアナソフィア・ロブちゃんが出てましたとさ。

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2008.03.04

2008/03/04(火)の風景〜アニー・リーボヴィッツとか

若い頃は写真家になりたいと思ったこともありましたが、アニー・リーボヴィッツという名前は今回の映画で初めて知りました。日本でいうと篠山紀信的なポジション?

映画は、彼女の撮影風景に一部の関係者や親族のインタビューを交え、簡単な生い立ちや経歴を紹介していくた構成です。監督は実の妹のバーバラ・リーボヴィッツ。アーチストが作品を作る姿・プロセスを一番見せたかったそうです。確かに撮影風景は興味深いものがありましたし、興味深い発言もいくつかありましたね。でも、写真にあまり興味のない人にとってはどうなんでしょうね?まあ、被写体が有名人やセレブ達などの顔が知れた人たちなので、それなりに面白くは観れると思いますが。

商業写真がメインなんで彼女に批判的な写真家もいるんだろうとは思いますが、この映画はそんなことを描くことを目的としてないので、その辺には触れません(一部「お金が掛かって仕方ない・・」と言ってた人がいましたが)。日本でいうと、かつてあった荒木経惟VS篠山紀信みたいなことはないんですかね?

一番興味深かったのはやはりスーザン・ソンタグとの関係ですね。スーザン・ソンタグと言えば少しでも写真や現代思想に関心を持ったことのある人間なら、一度は名前を聞いたことがある存在だと思います。自分も「写真論」や「反解釈」読みました。普通に考えるとあまり類似点のないような二人が、何故に?と思いますが、人間は自分に無いものを求めるといったところなんでしょうかね。

Bookonphotography

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2008.03.03

2008/03/03(月)の風景〜音符と昆布とか

Gaitouonpu01

TOHO川崎で『音符と昆布』を観る。“Cine Musica”(シネムジカ)シリーズ第四弾。75分と言う短さで、お値段も当日価格1200円というコンパクトさ。内容もそれに見合ったものか。キャストも池脇千鶴が全てで、ちゃんと演技してるのも彼女だけ。市川由衣ちゃんとか宇崎竜童(相変わらず滑舌が悪い・・)とかは、他の誰かでもいいような感じ。

自閉症とか街灯が音符とか臭覚がないとか、広がりそうな素材があるんだけど、この映画自体が何だか閉じた感じで、こじんまりとまとまってしまってる。時間が短いせいもあるんだろうけど、もったいない。

まあ、もともとこのシリーズ自体が音楽と映像を連動させたプロモーションものらしいので、年間3〜4本の量産体制のプロジェクトに映画的完成度を求めることが間違っているようです。それでも池脇千鶴の存在感はたいしたものです。

エピック、映画製作事業に参入!第1弾はいきものがかりと連動 (ORICON STYLE:2006/08/22)

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2008.03.02

2008/03/01(土)の景色

20080301sunset

三月になりました。今日は1日で映画の日なので映画は観に行きません。二月は計30本観てしまったので、しばらくは控えようかと。洗濯してボーっとしてました。

夕飯を食ってたら奥歯に詰めてある金属が取れた・・・。ちょうど今度の土曜日に歯医者の予約を入れてあってよかった。他にもあつこち歯が欠けてきてたりしてるので・・・。また金がかかる・・・。

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2008.02.28

2008/02/28(木)の風景

20080228sunrise

この日は『団塊ボーイズ』(109川崎)と『全然大丈夫』(チネチッタ)を観たよ。

どちらも少年の心を持った大人ってことで、ひとつよろしく。『団塊ボーイズ』の方が全然オヤジだけどね。大好きなウィリアム・メイシーさんが出てるので全然OKです。パターンとしては王道のストーリー運びで安心して観てられるのがいいけど、物足りない気もしますが、アメリカのオヤジも日本のオヤジも女房にゃ頭が上がらないけど、やるときゃやるぞってことで、ね。

『全然大丈夫』は荒川良々くんが主演ってことなんだけど、あんまり主演らしくないのが良々くんぽいかなって。木村佳乃ちゃんは『スキヤキ・ジャンゴ』よりも断然こっちの方がいいじゃん。元々色気は薄い方なんだからさ(失礼!)、『寝ずの番』とかこっちの路線のほうがいいよ。
それにしても監督が演劇関係のせいか、大人計画関係者は別として、大久保鷹とか白石加代子とか渋すぎ。大久保鷹なんて俺、舞台で観たことあったけかな?経歴を見ると舞台は見てないなぁ。俺が芝居を始めたころはもう「伝説」の人になってたのかあ。先輩たちからは話は聞かされた記憶はあるんだけどね。

木村佳乃といえば『おろち』が気になりますね。楳図かずお先生の恐怖漫画。木村佳乃ちゃんと中越典子ちゃんが姉妹役で、すごい喧嘩?をするらしい。中越典子ちゃんは『1303号室』ですばらしい演技を見せてくれて、自分の中では今、ホラークイーンとして一番注目してるんですよ。ほとんど叫び声をあげずに恐怖を体現する演技と適度なエロさ。『コワイ女』や『ストロベリーショートケイクス』もよかったし、今後が楽しみな女優さんです。あー、谷村美月ちゃんも出るんじゃん。早く観たい〜。


  

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