『シェイプ・オブ・ウォーター』THE SHAPE OF WATER
『シェイプ・オブ・ウォーター』(THE SHAPE OF WATER)。デル・トロ監督、アカデミー賞授賞おめでとうございます。
以下、ネタばれ程とは思いませんが、気になったことをちょっと書き連ねますので、未見の方で余計な情報を入れたくない方はご注意下さい。
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半魚人と人間の女性とのファンタジー・ロマンス的な宣伝ですが、ラスト及びイライザの生い立ちを映画に描かれたままに受け取ると、彼女は純正な人間ではありませんよね。最初は彼女も実は半魚人だったのか、とも思いましたがさすがに見た目は人間なので、そうか彼女は半魚人と人間のハーフなのか、というところに落ち着きました。
川に捨てられていたということですから、どういう経緯か半魚人と人間の間に生まれた彼女は、何らかの事情で川に流され?捨てられ?人間に発見され育てられることになった。半分半魚人なので言葉は話せない。首筋の傷跡のように見える筋は顕在化前の鰓だった。
と、ここまで書いてハタと気が付きましたが、半魚人さんには不思議な力があるんでした。傷を治したりハゲ頭に毛を生やしたり。ということはイライザの首の傷を消して水中でも生きられるように鰓に進化?させたということかしら。
監督のインタビューを読んだり世間の感想をググってもてもイライザ=半魚人説はヒットしないのでそういう裏設定は無さそうですですね(笑)。
余談ですがイライザ役のサリー・ホーキンス主演の『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(MAUDIE)』という作品が公開中です。こちらのサリー・ホーキンスも(共演のイーサン・ホーク共々)実に愛らしく素敵で、作品としても素晴らしいので、是非。
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