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2009.04.27

『マックス・ペイン』感想

マックス・ペイン』観てきました。マーク・ウォールバーグって割と好きなんですよね。原作のゲームはやったことはありません。

てっきりヒロイン(って程ではないですが)役はオルガ・キュリレンコだと思ってました。だって『ヒットマン』『007/慰めの報酬』ってきてたからね、そう思いますよね(チラシよく見れば分かるだろ?って話もありますが)?でもヒロインは彼女の姉役の娘でした。ミラ・クニス。初めて見る作品です。実際の年はオルガ・キュリレンコの方が上みたいですね。しかも4っも。そうは見えない。どちらもウクライナ生まれってことで姉妹としてはちょうどよかったってことか。

肝心の映画の方は、終止くら〜い感じのトーンで、話もよくある話。妻子を殺された刑事が復讐に燃えて・・・。しかし犯人は意外な人物で・・・。そこには軍と×××が・・・。みたいな。ゲームとしてはそれでもいいんだろうけど、映画としてはやはり新鮮さも意外性もない。アクションシーンもそれほど多くはないし決して他の作品と比べてド派手なわけでもない。つまりこれといって抜きん出てる面はないことになる。

が、しかし。個人的に非常に惜しいと思った作品でもあるのです。

劇中でヤク中が巨大な鳥の幻影を見るシーンが何度か登場するのですが、その描き方がなかなかリアルで美しいのです。そしてラスト、マーク・ウォルバーグがハルクに・・・!やはりこの作品の肝はここですね。スーパーサイヤ人化するマーク・ウォルバーグ。これをもう一押しして突き詰めればアメリカ版『DEAD OR ALIVE』(by三池崇史)になったのでは!と激しく思っております。“驚愕のラスト5分!!”みたいな。つまり全体の99%はどこにでもあるフツーの犯罪映画だが、ラスト残りの1%でぶっ飛びの展開を見せ、観客を唖然とさせてくれるトンデモ映画のケッ作になったのでは、と。

まあ、監督にそんな気はなかったでしょうが、ラスト5分間は勝手に妄想できてアドレナリンが出まくって楽しかったです。

あ、あと凄いと思ったのは、予告編にも出てくるマーク・ウォルバーグが水中に沈んでいくシーンが本編でも冒頭のシーンなんですが、その後はその1週間前の話から始まるんですよ。で、普通この手の作品なら全体の半分か多くても3分の2くらいまでくればその冒頭のシーンに繋がりますよね。ところがこの作品、ラスト5分になってやっと冒頭の水中に沈むシーンに繋がるんですよ。まあ、そこからが上で言ったシーンなわけですが。

見たことのあるような題材に見たことのなるような展開。そこそこのアクション。しかもオリガ・キュリレンコは早々に姿を消すわで、盛り上がりに欠けたまま話は進むが、それでもラスト5分だけは期待に胸を膨らませて興奮できた。それだけで許します。

これから観る方へ。エンドロールが終わった後にもうワンシーンありますからご注意を。続編あるの?

Max_paynefly

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