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2009.04.10

ゼラチン シルバーLOVE 感想

写真家操上和美(73歳)による第一回監督作品。横浜近辺で撮影されていて、黄金町のシネマ・ジャック&ベティでも撮影されているので当然シネマ・ジャック&ベティで観る。撮影はジャックでされていて、当初は当然ジャックで上映予定だったのに、実際はベティで上映された。多分同時期にやってた「ジュリー特集」の方に客席の多い方を当てるために変更になったのでしょう。と思う。残念。

で、映画の方は・・・。かなりいびつな作品。写真家だけあって確かに映像にはこだわりを感じます。冒頭からしばらくは日常音だけで、セリフはほとんどありません。盗撮する男(永瀬正敏)。盗撮される女(宮沢りえ)。その繰り返し。前衛映画というかアーティスティックな雰囲気。このまま終わればそれはそれで正真の前衛映画として評価できたのですが、依頼主(役所広司)が出てきて少し話が進みます。そしてラスト30分程でこれまでの謎めいて淡々とした進行から一転、話が転がり出します。しかもそれがフツーのサスペンス的展開とラスト・・・。途中で語られるオニマクリスプラナという虫の話のアナロジーなのは分かりますが、何か裏切られた感じ(笑)。

インタビューとかを読むと、ストーリーを語ることにあまり関心はなかったようだけど、それならそれで全編冒頭の雰囲気で通して欲しかった。結局変に現実的な話になってちょっと白けた。でもまあ、この映画を撮るきっかけとなったのがオニマクリスプラナなのだから仕方ないのか。

それより何より一番疑問に思ったのは、半熟のゆで卵を作るのに「12分30秒」は長過ぎませんか??ってこと。水から茹でるにしてもさ。そもそも水の時から入れるか、沸騰させてから入れるかという議論もあるし。ゆで卵は奥が深い。ちなみに自分は昔バイトで一日に何トンものゆで卵を作っていたので、ゆで卵にはこだわりがありますのよ。

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