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2008.02.10

1月に観た映画・総括<Part3>

<Part1><Part2>に続き1月に観た映画の総括です。

<面白かった作品>篇

面白かった作品たちなので特に言うことはありません。それも芸がないので。

◆特に印象深かったのはやはり『ある愛の風景』と『愛の予感』でしょうか。どちらもエンターテイメント的面白さはありませんが(特に『愛の予感』に関しては皆無)、ひとつのことを深く掘り下げた気骨のある作品です。『ある愛の風景』はハリウッドリメイクが進行中のようですが、やめて下さい。

◆『カンナさん大成功です!』はキム・ギドクの『絶対の愛』と同じ韓国の整形事情を反映した作品ながら、キム・ギドクのそれとは違ったアプローチで一つの愛を描いた(一応原作は日本のコミックですが、かなり内容は違ってるようです)ラブコメ作品として面白く観れました。

◆『グミ・チョコレート・パイン』。ケラの監督作品は初めて観ました。昭和の時代を舞台にしながらも安っぽいノスタルジーに走ることなく、悩める若者を等身大に描いていて面白かった。でも話を進める“手紙”の謎が、観てる側には(多分)割と早い段階で分かってしまうのに、映画的には最後まで“謎”で引っぱるのちとキツいっすよ。それと黒川芽以ちゃんの魅力が今ひとつ出てなかったのが残念。まあ、それは『0093 女王陛下の草刈正雄』を観てしまったからそう思うのだろうが・・・。と、細かいことを言い出すと色々と不満もあるのですが、キャラもギャグも笑えたし、多分同じ頃自分も池袋の(旧)文芸坐で映画を観ていたのでKO!

◆1月はホラーはこれ一本の『28週後...』。いや〜、よかったです!冒頭から情け容赦ない無慈悲な展開。最高です。あのスピード感だからこその説得力ですね。実際にあんな状況になったら考える暇ありませんからね。その後も絶望感溢れる流れで最後まで押し通してくれます。フアン・カルロス・フレスナディージョ監督が『10億分の1の男』でも見せた“走り”の緊迫感は健在でした。

◆『やわらかい手』。難病の孫の命を救うためにおばあちゃんが風俗で働く・・・といった感動系の映画のように見えて、実際はそれを通して彼女自身が本当の自分を取り戻していく人間ドラマ。最初は受け身の彼女が次第に自信を持ち新たな人生に船出していく様は清々しい。

◆『ネガティブハッピー・チェーンソーエッジ』。原作マンガは未読。市原隼人くんは『虹の女神』と似たような優柔不断系のキャラだけど、作品の雰囲気には合ってたか。関めぐみちゃんのアクションが意外とかっこよかった。柴咲コウのアクションが心配な『少林少女』だが、関めぐみちゃんで撮ればよかったんじゃない?と観てて思った。浅利陽介くんのキャラが最高でしたね。『ALWAYS〜』なんかより全然よかった。

  

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