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2008.02.09

1月に観た映画・総括<Part1>

とっくに2月になってしまいました。前回の記事から一ヶ月以上経ってますがね。ここらで1月中に観た映画をずらっと並べてみます。まずは観た順に。

『中国の植物学者の娘たち』
『アイ・アム・レジェンド』
『エイリアンVS.プレデター』
『ある愛の風景』
『迷子の警察音楽隊』
『勇者たちの戦場』
『カンナさん大成功です!』
『グミ・チョコレート・パイン』
『愛の予感』
『再会の街で』
『ALWAYS 続・三丁目の夕日』
『奈緒子(試写会)』
『魍魎の匣』
『かぞくのひけつ』
『スウィニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師』
『Mr.ビーン/カンヌで大迷惑!?』
『ヴィーナス』
『レンブラントの夜警』
『ジェシー・ジェームズの暗殺』
『28週後...』
『やわらかい手』
『ネガティブハッピー・チェーンソーエッジ』

中々の力作からどーしようもないような作品まで色々です。ではこれらの作品を大きく三つに分けてみましょう。

<面白かった作品>
『中国の植物学者の娘たち』『ある愛の風景』『迷子の警察音楽隊』『カンナさん大成功です!』『グミ・チョコレート・パイン』『愛の予感』『かぞくのひけつ』
『スウィニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師』『ヴィーナス』『28週後...』『やわらかい手』『ネガティブハッピー・チェーンソーエッジ』

<嫌いじゃないけどもう一息・二息だと思った作品>
『アイ・アム・レジェンド』『エイリアンVS.プレデター』『勇者たちの戦場』『再会の街で』『Mr.ビーン/カンヌで大迷惑!?』『レンブラントの夜警』『ジェシー・ジェームズの暗殺』

<何だかなぁ〜??って作品>
『ALWAYS 続・三丁目の夕日』『奈緒子(試写会)』『魍魎の匣』

ダメ作品が全部邦画でした。『ALWAYS 続・三丁目の夕日』は、どうしたらこんなにお気楽な作品が撮れるのか不思議なくらい邪気のない安心して観ていられる平和な映画でした。こんなありもしない過去をでっちあげて美化してどーなるっていうんでしょうかね。だったら全員善人にしろよ!って思いますよね、浅野さん。まあこんな時代だからこそ必要な映画なのかも知れませんが。VFXも冒頭のゴジラの場面以外は金の無駄使い。しかもよく見ると(と言っても事前に知っていたからですが)明らかに不自然なCGで作られた人々だし。だったら同じ昭和なんだからその予算を『魍魎の匣』に回してCGで作り込めよ。と思わせる中国ロケがあからさまな『魍魎の匣』。

原作は読んでますし、とっても好きです。私のもうひとつのブログ『銀幕小匣』の“匣”はもちろん『魍魎の匣』からの拝借です。
そりゃあ中国でロケしたことは知ってたけど、これほど場所もエキストラも日本じゃないって分かっていいんですか?違和感がありありなんですが。それよりそんなことより一番の問題は、この作品のどこをどう観れば『魍魎の匣』なのかってことでしょう。“魍魎”も“匣”も全然出てこない『魍魎の匣』って、これは一体何なんですかね??原作の形而下の事柄だけを辻褄の合うように並べただけで(だが、それさえ原作を読んでない者には多分理解不可能)、何一つ憑き物を落としていない。恐ろしいくらい形骸だけの作品。しかし、これ程原作のスピリットを削り取って作品をでっちあげられるのはある意味ひとつの才能かも。唯一の救いは田中麗奈のコメディアンヌ振りが再確認できたことか。

奈緒子』は原作は読んでませんが、駅伝は好きなので厳しい評価になります。最大の欠点は駅伝としてのリアリティがないことでしょうか。駅伝がテーマの作品なのでそこにリアリティがないとキツいです。作品中の彼らが目標にしている全国高校駅伝もテレビで見てました。映画の中のような走りは普通しないでしょう。コースの途中であんな短距離走のような抜きつ抜かれつようなスパートはあり得ないですよ。ゴール前ですよそれは。監修に金哲彦さんが参加してたはずですが、その辺の指摘はなかったんですかね。まあ、演出的には作品を盛上げるために必要なのは理解できないでもないですが、観てて白けました。
それとこの作品の基底を成している「奈緒子が雄介の父親の事故死のきっかけを作った」という事柄がその後の物語の中で何も生かされてないこと。ただ原作にある設定だから引き継いでいるだけといった感じで、だったら無くしてもよかったじゃん。って感じ。それは『ある愛の風景』や『愛の予感』といったヘヴィな作品と共通する“罪の意識”や“恨み”といった部分であるだけに余計に気になった。奈緒子の喘息もどっかにいっちゃってた。
そして途中で気付きましたが(たいていの人は気付くと思います)、これは奈緒子(上野樹里)や雄介(三浦春馬)の映画ではなく、西浦先生(鶴瓶)の映画なのです。主役は西浦先生(鶴瓶)です。そう思って観れば、作品中で上野樹里が全然目立っていない・印象が薄いのも不思議ではなくなります。

*『魁!!男塾』にも出ている綾野剛(黒田晋役)くんが、さすが元陸上選手なだけあって、1人だけ違う走りを見せてくれてました。それなりに(柄本時生くん以外は)みんな走り込んだようですが、やっぱり本物には勝てませんね。走る姿勢が全然違いますもん。

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