« 2007年11月 | トップページ | 2008年1月 »

2007.12.29

07/12/28(金)の日記:スマイル/聖夜の奇跡

今週はこの一年間の中で最も忙しい一週間でした。別に季節商売ではないですが、とにかく忙しかったです。今日も疲れてヘトヘトで一旦帰ったんですが、スケジュールを見たら、今日だけ『スマイル/聖夜の奇跡』が21時台のレイトでやってたので観れるうちに観ておこうと思い雨の中出掛けました。

TOHOシネマズ川崎で『スマイル/聖夜の奇跡』です。クリスマスも終わり、もう正月が近いせいか、天候のせいか、その両方か、閑散とした客席。のんびり鑑賞。

アイスホッケーって日本でも一部の地域では盛んでも、その他大勢の地域ではかなりマイナーな競技ですよね。自分は昔、まだTVで放送してた頃よく見てたので割と親近感があり、陣内孝則監督というのには危険なものを感じましたが、ネットでの評判もよさそうなので、観ることにしました。

それほどすごい感動があるわけではありません。脚本も粗いです。スポ根、難病、恋愛、家族、ギャグetcと、もうほんと何でもぶち込んであります。しかもどれかに固執することなく次々とお話は展開します。軽いと言えば軽い。しかし、その軽さが味になっているのも確か。これで一つのテーマを追い出していたら、とたんにつまらな映画になっていたでしょう。

ひとつひとつのエピソードが表面的で薄っぺらに感じる部分もありますが、物語全体でどれかが突出することなく時にはギャグを交えて描いているので、よく言えば「人生の一部」として受け入れている姿としてとらえられなくもないので、主人公達が素人だということもあり、割と自然と受け入れられました。というか物語のアクセントの一部としてうまく埋め込まれていたってことでしょうか。

結局主人公は誰だったのか?とか最後の奇跡(?)は必要なのか?とか加藤ローサの魅力が生かされていない!とかの疑問・不満もありますが、時には寒いギャグや贅沢な脇キャストの使い方とか、楽しい一品でした。

千夏ちゃん役の子がかっこよかった。江口千夏という芸名でこれから役者活動をしていくらしい。応援しよう!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

クリスマス・イブとクリスマスの夜には

■07/12/24(月):チネチッタで『ベティ・ペイジ』を観る。イブに男一人で、イブに観るにはそんなに相応しいとは思えない映画を観にきてるやつが、それでも何人かいる。いや、ある意味イブに相応しい作品か。キリスト教に帰依する映画だもんな。結局彼女は自分を罪人と認めたということなのか。誰といても安らぎの得られることのなかった彼女の中には、最初から「神」しかいなかったのか?どこまでが事実に基づいているのかは分かりませんが、まだ生きているなら彼女本人の声を一言聞きたかった。

20071224night

■07/12/25(火):TOHOシネマズ川崎で『ルイスと未来泥棒』(日本語吹替え版)を観る。さすがにクリスマス。アゼリアの中はクリスマスケーキ通りと化し、あちこちで行列ができてる。そんな喧噪の中、俺は一人でTOHOシネマズへ。

予告編ではそれほどそそられたわけではないが、ピクサーのジョン・ラセターが関わっていると聞いて、一気に期待値が高まる。

面白かったです。もちろん過去を一切振り返らないといった態度は、物語を単純化するためとはいえ、ひねた大人にはいささか違和感がありますが、そんなひねた大人向けの映画ではありませんしね。日本でブームのやたら過去を懐かしむ後ろ向き映画に比べれば百倍ましでしょう。何よりキャラクターが最高。
「過去を振り返らず、前へ進み続けよう」というウォルト・ディズニーの言葉をそのまま映像化したもの。だからお話は練られてないし、かなり無理矢理でたいしたことはない。そこは我慢してキャラクターの面白さとテンポのよさに目を向ければ、楽しめます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.12.24

07/12/22(土):黒沢清監督作品『TOKYO SONATA』のエキストラに行ってきました。

黒沢清監督/香川照之主演『TOKYO SONATA』の撮影が横浜方面であり、エキストラとして参加してきました。

ハローワークで順番を待つ人々の役です。順番を待ってる間は本を読んでたり音楽を聴いてたり携帯をいじってたりして暇つぶしをしてるって設定なので、ずっと真剣に本を読んでました。おかげで随分と読み進められました(笑)。

最初は携帯でメールとかもしてたんですが、いざ本番直前になると「ドコモ以外の携帯はダメ」というか「ドコモの携帯持ってる人は出して」というお達しが出て、何だよそれと思いながら、ウィルコムな私は本だけで暇つぶしをすることに。

黒沢監督の他には主演の香川照之さんと津田寛治さんがいらっしゃいました。記念品はTシャツ。三色でサイズも色々あったのはよかったけど、色によってはサイズが切れてるのもあって希望のものを貰えなかって人も大勢いた模様。俺もそう。

と、まあ撮影自体は何事も無く終わったんですが、今回一番不愉快だったのが「エキストラおたく」たち。俺も今まで何度かエキストラには行ってるけど、幸いにして今までこの手の連中とは遭遇することはなかった。今回初めてその存在を知った!

昔、よく試写会に行ってた時、やはり「試写会おたく=常連さん」のおじさんやおばさん達がいて、いつも先頭に陣取り大声で情報交換や試写状交換をして、開場したら今度は場所取りをして、と周囲のひんしゅくを買っていたが、それに近い臭いを感じた。

別にエキストラおたくになることが悪いわけではなく、嫌なのは彼・彼女らの場所をわきまえず、いかにも常連面して大声で話す態度。近くにいて聞きたくもない話しを聞かされる苦痛。もっと静かにしてろよ。人の頭越しに大声で会話するなよ、失礼だろ。ここはお前らだけの場所じゃないんだって。こんな連中とどこかで一緒になるかもと思うと、もうエキストラに応募する気が失せるよ、まったく。

そして一番怖いのは、いつの間にか自分も顔馴染みになり、奴らと話しをするようになること。それだけは避けたい。


20071222night

横浜・みなとみらい21恒例の「全館点灯」がこの日からだと思っていたら、次の日(12/23)からでした。残念。まあ、もしこの日からだとしたらカメラマンだらけでここからも写真は撮れなかったことでしょうがね。あ!そっか。だからこの日のロケになったのか。当初の予定では横浜ロケは23日だったもんね。全館点灯の日だと人も車も多くて大変だもんね。車の通行止めもしてたみたいだけど、そんなこと23日だとできないしね。


実際の作品に関しては下記の記事を参照して下さい。

黒沢清監督の最新作「TOKYO SONATA」の製作発表記者会見(キネマ旬報映画総合研究所 所長のシネマレポート:07/12/16)

香川さんもおっしゃってますが、黒沢監督との組合わせは『蛇の道』以来なんですね。『蛇の道』最高です!私もこれで香川照之という役者に惚れました。香川さんは出てませんが『蜘蛛の瞳』とセットで観るとより最高。さらに『CURE』があったもんで、この時期に黒沢清に取り憑かれてしまいました。そしてようやく黒沢作品に出演?(してるかどうかは不明だが・・)を果たしました、とさ。


<<2008/05/25追記>> 第61回のカンヌ映画祭「ある視点」部門で『トウキョウソナタ/TOKYO SONATA』(正式タイトルはカタカナになったんでしょうか)が審査員賞を受賞したようです。おめでとうございます。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

〜07/12/21(金)の日記:カフカとかシンプソンズとか

■07/12/16(日):シネカノン有楽町2丁目で山村浩二監督のアニメーション『カフカ/田舎医者』等を観る。『頭山』以外は初めて観る作品。しかし冒頭の『校長先生とクジラ』ってどうなんですかね。グリーンピースのクジラ捕鯨反対キャンペーンのための作品らしいですが。山村監督がどういうお気持ちでこの作品を作られたのかは分かりませんが、ある特定の団体の主張が込められた作品をお金を取って見せるって行為にはいささか反感を覚えます。

カフカ/田舎医者』は面白かったです。自分の中にある“カフカ”感にとても近いものがありました。ますまし進化していく村山アニメーション。これからも楽しみです。

映画はレイトショーだったので少し早めに行き、イトシア地下のクリスピー・クリーム・ドーナツに。日曜の夜だから普段よりは少ないだろうという読み。1時間待ちと出ていたが、今まで見た中では一番列が短そうだったので一応並んでみることに。意外と早くビル内に入れたので、これは1時間もかからないかなぁ〜、と思ったが、そこからが長かった。店内に入ってからも列が蛇行している・・・。結局1時間近くかかりました。

20071216night

それにしても、これで2度目だが、シネカノン有楽町2丁目の作りはいただけない。もともとスペースが少ないのは仕方ないとして、もっと工夫できなかったのか?ロビーそのものが狭い上にソファも何も無いので時間が潰せない。イトシアで買い物でもしてろってことなんだろうけど、映画が目的の人間には困ったものだ。
劇場も、小さい方(シアター2)は片側にしか通路がなく、反対側は壁なので動きが取りにくく窮屈。客席の傾斜もほとんどなく、スクリーンも低めなので前席に座高の高い人や、やたら背筋を伸ばして見る人、後ろの人のことを考慮しない無神経な人たちが座ると最悪。トイレも男性用は手洗い場が狭くて混んでる時は困るよね。今頃作る劇場なんだからもう少し考えて下さいよ。

■07/12/21(金):TOHOシネマズ川崎で『ザ・シンプソンズMOVIE』を観る。日本語吹替版でのタレント起用(TV版からの声優変更)の問題で一部で騒がれたが、字幕版でやってるのはTOHO六本木くらいなので、仕方なく地元で日本語吹替版を観る。

映画版「ザ・シンプソンズ」声優変更を考える会のBLOG

自分としてはシンプソンズはTVCMくらでしか見てないので、アニメに対しても声優に対しても深い思い入れがあるわけではないが、最近の吹替え版への安易なタレント起用には不快感を持っていたし、何より大平透さんの声を誰かが代わりにやれるとは思えないので、できるならオリジナルの声優で観たかった。DVDはオリジナルの声優での吹替えになるそうです。

■この週は映画はこの2本止まり。仕事が忙しくて、帰りに観ようと思っても疲れてて、何だか寝ちゃいそうだったりするので素直に帰りました。来週も忙しそうなので何本観ることができるやら・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.12.15

〜12/14(金)の日記:ウィンターボトムとかスリザーとか23とか

■12/11(火):TOHO川崎で『マイティ・ハート/愛と絆』を観る。その団体が映画の製作にどれだけ関わったのかは知らないが、主人公本人が熱心な信者だということは割と有名なことらしいし、原作が同じ系列の出版社から出ているし、見る人が見ればはっきりと分かるということで敬遠してたが、監督がマイケル・ウィンターボトムだったので観た。

何も知らないで観れば「あ〜、あの人は仏教徒なのかぁ」と思うだけだろう。自分も事前に調べていなければそう思ったろう。でもあれは念仏ではなくて題目だからね。特にそっち方面が強調されてるとは感じなかったけど、知ってて観るとやはり若干の拒否反応が出るのは仕方ない。

と、まあ作品の内容とは関係ないことが気になってしまった映画でした。ウィンターボトムも頼まれて撮ったって話しも聞くし、実際一方的な反テロリスト(米国)的立場はウィンターボトムぽくないと言えばそうだし(まあ、実話に基づく原作ものですから仕方ありませんが)。せめてもの工夫?が得意のドキュメンタリータッチのサスペンス的展開で観客の視線をそちらにもっていくようにしたことでしょうか。

■12/13(木):チネで『スリザー』を観ようと思ったけど、クラブW杯の浦和VS.ACミランも観たかったので、取りあえず帰ってテレビを見る。試合は残念ながら浦和の敗北で終わった。

今ならまだ間に合うと思い、試合終了後ダッシュでチネに向かう。間に合った。客席はまばら。土曜日から一番小さなスクリーンになるのででかいスクリーンのうちに観ておきたかったのだ。

『スリザー』。期待値がでかかったせいか、今ひとつ不満の残る結果に。スリザーの設定そのものは面白いと思うし、町長をはじめとするキャラもよかったし、話しの展開もこんなもんだと思うが、もっとハジけて欲しかった。最近の例えで言えば『プラネット・テラー』くらいに。
監督がリスペクトする作品群(80年代SFホラー)へのオマージュという意味では至極真っ当な映画だが、プラスαが足りないって感じか。細部へのこだわりはいいのだが、全体のダイナミズムが感じられない。サッカーで言えば細かなパスは上手に通すが、大きなサイドチェンジが無いと言うか。でも好きですよ。

20071214morning

■12/14(金):109川崎で『ナンバー23』を観る。一番ちいさなスクリーン。『エクスクロス』もここだったし、何で俺の観ようとする作品はいつもここなんだ?とちょっとガックりくる。客席は当然ながら閑散としてる。

『ナンバー23』。何と言うか、話しの持っていき方としてはユニークな部分があるのかも知れないけど、落ちだけ見ると、この手の話しはもうやり尽くされた感があるので、何でまたこんな題材で?という思いが強いです。やるとしたらもっと大胆な落ちにしないとやる意味がないと思うのですがね。全体として落ちにもっていくための作りになっているのがよりマズかったんだと思います。
23という数字にしてもオープニングにずらずらと並べるだけで、本編中にはあまり効果的には使われていないし。もっとも実際は23という数字じゃなくて、一冊の本が重要な存在なんだけど、嘘でもいいからもっとシンクロニシティ的に出てこないと面白くないし、タイトルの意味もないじゃん。

あと、「本の話」に「主人公(ジム・キャリー)の記憶」を重ねて描くようにしてるので、それが主人公の妄想度を現している(そして深い意味がある)にしても、ジム・キャリーの2役というのは話しとして分かりにくいしメリハリが効かないですよ。

奥さんとか息子とかの使い方は悪くないと思うので、どうせならもっと早い段階でネタばらしして、別の展開にもっていった方がよかったのでは。テーマ?が「選択」なんだから、そういう選択もあったのでは、と言っておこう。

腹が減ったのでラゾのフードコートの最近ニューオープンした「天の草」でちゃんぽんを食べて帰る。

20071214night

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.12.11

12/10(月)の日記:カラスたちとか。

月曜日は眠いっすね。眠気覚ましってわけではないけどTOHO川崎で『クローズZERO』を観る。配給会社も予想外のヒットってことだったけど、さすがにもう空いているかと思ったら、まだまだ結構入ってる。しかもほとんどが女子高生。開映前とはいえ、ゲラゲラ笑いながら前の席に足を乗せてポップコーンを食べる姿に、鷹の爪団団員として一言言いたかったが、鈴蘭のてっぺん狙う程の根性はないのでやめておく。後はデラックスファイターに頼むことにする。

原作マンガは未読。原作の前(過去)を描いてるそうだが、そのアプローチは正解だったろう。

若手の諸君の気合いの入った殴り合いに拍手。集団バトルは面白いねえ。でもこれ、半分以上はやべきょうすけ演じるチンピラやくざの話しだよな。登場人物で一番丁寧に心情を描いてるし。というか、その辺のめそめそした部分を全部彼に任せることで、主人公の小栗くんはじめ若手諸君には喧嘩に専念してもらい、変に青春させなかったことでテンポも出てよかったんだろうね。

残念だったのが桐谷健太くん。『GROW/愚郎』を観てたのでもうちょっと活躍して欲しかった。ストーリー的にも彼と小栗くん&山田くんとの関係性がきっちり描かれてないので、あの場面で手術だ何だのって言ってもこちらに伝わるものがない。

それにしてもこの手の話しは似てしまうんでしょうかね。『ワルボロ』とほとんど同じ展開。まあ高校と中学、クラス単位と学校単位とかの違いはありますが、集団の抗争・吸収・合併や第三勢力の介入等々、出てくる素材はそっくり。小説とマンガの違いからか、『ワルボロ』は青春映画っぽくなってるし『クローズZERO』はアクション映画な作り。

唯一の汚点は黒木メイサ。彼女は必要だったのか?歌も踊りもヘタだし。プロデューサーの要請か何だか知らないが、ラストのバトルの一番いいとこであのカット入れはないだろう!掛須さんor三池監督、あれはあなた(たち)の意思ですか?と俺は聞きたい。DVD発売の折にはちゃんと削っておいて下さい。『ワルボロ』の新垣結衣ちゃんの方が断然よかったよ。

20071210night

帰りにOKストアで買い物をして帰る。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.12.10

12/09(日)の日記:エクスクロスとか

前日は結局明け方まで起きていて、寝て起きたらもうお昼過ぎ。外はやたらといい天気のようだった。そう言えば今日はラゾーナの広場で中村中が無料ミニライブをやることになっていたなー。行ってみたいなー、と思いつつもそのまま夕方までグダグダして過ごす。それにしても中ちゃん、これで三回はラゾーナに来てるぞ。何故なんだ?そんなに気に入ったのか?

このまま一歩も外に出ずに一日が終わるのも何だかな〜と思い、レイトを観に行くことにして何とか風呂に入って目を覚ます。

109川崎で『エクスクロス/魔境伝説』を観る。一番小さなスクリーン。観客は4人。日曜の最終回、こんなもんか。

なかなかツボでした。原作は未読です。「このミス」の第一回大賞作品ってことですが映画の方はミステリーって作りじゃなくて、ギャグホラーって感じですかね。その辺を勘違いというか違ったものを予想していくと「怖くない」とか「先が読める」とか的外れな意見が出てくるんでしょうね。

一応冒頭はそれっぽい演出。でも森下能幸演じるいかにもなばあさん(に見えたけど)?が出てきたところで、もうこれはそおいう映画だというサインが出てますからね(笑)。そこからは予想通りの展開を見せながらも、手堅くツボを押さえた演出と女優陣の頑張りでB級バカ路線を加速度的に突き進んでいく。みんなが絶賛してるように小沢真珠、最高ですね。成長するハサミ!
彼女の役でスピンオフとか作れそうですね。

ヤフーでの評価も思いの外いいようだし、個人的にもとっても楽しめました。ようやく日本でも鑑賞に堪えるこの手の作品が出てきたって感じですかね。とうに息詰って、出口が見えなくなっているジャパニーズホラー界ですが、この手の作品がひとつの突破口になりませんかね。深作健太、さあ、次はどう出る!?という今後の期待も抱かせる作品でありました。

20071209night

終わって外に出ると、さすがに日曜の夜。ラゾーナも川崎駅も歩く人はそう多くない。とことこと帰路に着く。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007.12.09

12/08(土)の日記:ベオウルフとか

疲れがたまっていたので終日寝たり起きたりしてダラダラ過ごす。夜になり「このままではいかん」と思い、映画を観に行くことにする。土曜なのでチネとTOHO川崎は深夜まで上映しててくれる。近場にこういう劇場のあるありがたさ。

TOHO川崎で『ベオウルフ/呪われし勇者』(23:35〜)を観る。さすがに空いてる。それでも4〜5人はいたか。

予告編を見た時は実写とCGの合成かと思っていたけど、これは完全なるCG映画なのね。まあ本編を観れば歴然と分かるのだけど、予告編からだけだと分かりませんでした。アカデミー賞長編アニメーション部門にエントリーされたってことでそのことに気付いた次第です。

元がイギリスの古典叙事詩ということで、日本人には馴染みにくい部分があり、どこまでが現本に忠実でどこからが創作の部分か分からないし、様々な象徴が散りばめられているのであろうことは分かっても、それが何の象徴なのかまでは理解(知識)が及ばない。
それに加えて、『ポーラ・エクスプレス』よりは格段に進歩したとはいえ、まだまだ中途半端なCGがより集中力を欠く結果になっているのは痛い。そもそもこういう話しにこの程度のCGというのはどうなのよ?ロード・オブ・ザ・リングとまでは言わないが、スリーハンドレッドくらいの気合いは入れないとダメなんじゃないの。原作への敬意としてさ。

でも、この手の話しは嫌いじゃないのでそれなりに楽しめました。元々の話しがどういうものかは知りませんが、脚本に『スターダスト』のニール・ゲイマンが参加してるってことで「父親が他所で孕ませた子どもと再会する」とかいうモチーフが出てくるのでしょうか?などと思いました。『スターダスト』とは真逆の結末ですが。

それにしても英雄ベオウルフの真っ裸シーンでの金消し振りには笑いました。『ザ・シンプソンズ MOVIE』の予告編を見てるようでした。

20071208midnight

終わって外へ出ると深夜の川崎。とことこと帰路に着いたのでありました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.12.08

12/07(金)の日記。椿三十郎とか。

109シネマズ川崎で『椿三十郎』を観る。大きなスクリーンだが客席は閑散と・・・。平日とはいえ、確かにこれでは60億は厳しそう。頑張れ角川春樹!

黒澤明版はテレビでだが見たことがあるので、どうしても比較してしまう。織田裕二も豊川悦司も三船敏郎、仲代達矢に比べると存在感が薄い。織田裕二のしゃべり方がいかにも作ってる感じで不自然。トヨエツも強そうに見えない。

脚本は黒澤版と同じものを使ってるそうだが、今の時代だと通用しないような展開をそのままにしておくのはどうなのか?敵方があまりにも間抜けに見える。軽い作りにするのはいいが、「軽い」と「リアリティ」とは別物ですよね。

大ラスの決闘シーンはレイティングのせいで血飛沫を飛ばせなくてああいう風にしたそうだが、スロー再生は余計でしょう。白けてしまいます。

20071207night

109シネマズ川崎のロビーからソファが一部撤去されてました。今までもホームレス系の人達の指定席になってたいし、これから寒い時期に入り更に集中も予想されるので、その対策でしょうかね。純粋に開場を待つ人達にとっては困った話しですが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.12.05

12/04(火):ダーウィン・アワードとか

寒くなりました。

チネチッタで『ダーウィン・アワード』を観る。チネはこういうおバカ系の作品もコンスタントに上映してくれるのでうれしい。
しかし客席は閑散としてる。チネグランデでの上映。キャパ844という巨大なスクリーン。なんという贅沢。

好きですね〜、この手のは。久々に(実写の)ウィノナ・ライダーの姿も見れたし。最初はちょっと退屈しかけたけど、おバカ度が増すにつれ調子づいてきました。全体にゆるい笑いなんですが、それが心地よかったです。

劇場を出ると一層寒さが増した感じ。OKストアで買い物をして帰る。何故か欲しい物が売切れてる。のりたまとかラーメンでっせとか。ちょっと悲しい。

20071204night

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.12.03

12月1日(土)〜ダブリンとか北アルプスとか

◇12/01(土):映画の日。映画の日でなくても千円で観れるので普段は映画の日に映画を観ることはしないが(混んでるから)、友達が『once ダブリンの街角で』をチッタで観よう、と言うのでそうすることにする。前日にネットで確認すると、さすがに映画の日だけあって既にそこそこ席が埋まっていた。ので、予約しておいた。

当日はほぼ満席状態。『once ダブリンの街角で』は一日2回の上映に減らされていて、しかも一番小さなスクリーンになっているってことはお客さんが入ってないってことだからだと思うが、どうして映画の日には満席になっているのか不思議。この人達はこの作品が観たくてここに来ているのか、安く観れるから何でもいいから取りあえずこの作品にしたのか。どっちなのだろう?

作品は、何とも言えない手作り感の素朴な味わい。曲でその人の想いを表現するので、字幕で歌詞を追っているといまいち間抜けな感じになってしまうのは仕方ないところか。それでもレコーディングのシーンはなかなかの迫力。セリフはほとんど無いが脇の人達も味があっていい。

しかし迂闊だったのはチッタは映画の日にはポイントが付かないこと。レディースディにポイントが付かないのは知っていたが、映画の日もダメだとは・・・。いつもは映画の日には観ないので油断していた。しかしTOHO川崎も109川崎もレディスデイでも映画の日でもポイントは付くのに何故チッタは付けない?ライバル達に対する余裕か?ポイント付かないからレディスデイはチッタで観ない、という女の子も周りには居るが。まあ、それでもこれだけの集客力があるんだからチッタは凄い。

20071202morning

◇12/02(日):休日出勤。帰りに何か観ようかな〜とも思ったが、結局真っ直ぐ帰り寝た。

◇12/03(月):TOHO川崎で、どうやら(大)コケのような『ミッドナイトイーグル』を観る。TOHO川崎では一番小さなスクリーン。でも(腰痛持ちにも優しい)プレミアスクリーンだし、2時間超でマイルも貯まるのでここで観る。客席はまばら。

2時間超にしては密度が薄い。この手の作品はいくつかの主軸があって、その主軸同士が絡み合って厚みのある物語を生まないと面白くないと思う。しかし、この作品は登場人物たちの気持ちを追うことにのみ重点を置いて、他の要素が全くといっていい程描かれていないので、スケール感に乏しく、とても大予算を掛けたアクション大作とは思えない出来。

主人公及び周辺の登場人物たちの心情はそれなりに描かれてはいると思うが、この手の作品には必要不可欠なポリティカルサスペンスの部分が完璧に欠落しているのは如何なものか?工作員の行動の間抜けさ。米軍の動きが一切出てこないってのも不自然でしょう(普通、米軍が一番先に現場に行かない?)。とても日本の一大事を議論しているとは思えない総理大臣以下、閣僚、関係者たち(普通もっと喧々諤々の場になるんじゃないの?)etc。政治的駆引きの場面が全然出てこないんじゃ、緊張感も何もない。

自衛隊ネタなのにそこのツッコみも皆無だし。発砲の許可とかさ、普通議論するよね。2時間以上あるんだから、それくらいの場面くらい入れられるでしょうに。「私たちは軍隊じゃない、自衛隊だ」だけ?

(以下ネタばれの怖れ有り)
そもそも何で工作員が特殊爆弾を爆発させようとしているのかが全く不明。彼らの正体を曖昧にするのはいいが、目的をはっきりさせてくれないと分からないよ。普通に考えれば盗んで脅迫。それが何故に爆発?しかも最初の爆発に失敗して直ぐに戻ってきたってことはすぐ近くに居たわけでしょ?ってことは最初から死を覚悟してたってことだよね。だったらずっとステルスの中にいて誰も近づけなければよかったわけじゃん。

大沢たかおが最後に撮った写真も、何かうまく使って欲しかったよね。何で彼が戦場カメラマンであることをやめたのかもいまひとつ分からないけど、最後は彼の撮った写真で締めるのが筋じゃない?こういうお話の場合。

と、まあ愚痴を言い出すと切りがない。そもそも監督がこの手の作品に向いてないんじゃないって話しにもなっちゃうし。成島出監督。脚本作品には好きなのもあるが(大阪極道戦争 しのいだれ)、こう言っては何だが、人情描写は得意でもスケールの大きな作品には向いてないような。

あれ、脚本の人たちって(長谷川康夫/飯田健三郎)コンビなの?しかも『ホワイトアウト』とか『亡国のイージス』でも組んでるっていうかクレジットされてる(何故か『ekiden』も)。う〜ん、その手の作品も手がけていながら、これがこうなったのは何故?原作は読んでないが、原作のせい?監督のせい?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.12.01

11月26日(月)〜30(金)の日記

◆11月26日(月):何があったか覚えていない。

◆11月27日(火):シネマート六本木で『あらかじめ失われた恋人たちよ』を観る。一番小さなスクリーン。そのせいか混んでる。
20年振りくらいで観たが、アヴァンギャルドだねえ。でも、さすがにほとんど覚えていなかった。なので新鮮。自分の田舎で撮影された作品なので、映画の中身より、この場所はどこかって方に気が行ってしまう。三明、羽咋大橋、千里浜、羽咋駅前、羽咋小学校、あのスーパーはあだちストアか?あとは近江町市場とか内灘とかetc。思ってたより羽咋のシーンが多かったのね。

千里浜なんて、当時の砂浜部分がいかに広かったかがよく分かる。あれが本来のなぎさドライブウェイだよな。あそこを走ったわけだ、マラソン大会で。観光バスに追い越されながら。

それにしても何でDVD化されないのか?桃井かおりが脱いでるから?石橋蓮司のアングラ演技も最高なのにもったいない!

◆11月28日(水):記憶にありません。

◆11月29日(木):仕事がやたら忙しかった。

◆11月30日(金):チネチッタで『転々』を観る。岸部一徳最高ですね。小泉今日子は『てれすこ』よりもよかったかな。キャラとしては吉高由里子ちゃんがよかった。でもね、マヨラー的にはあのマヨネーズの両は中途半端だね。もっと思いっきり出さなきゃ!!広田レオナ、怖いよ〜。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年11月 | トップページ | 2008年1月 »