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2007.03.24

『許されざるもの』感想

Unforgiven22005年の釜山国際映画祭で最多の4冠受賞という作品ですが、徴兵制のない国の人には今ひとつピンとこないのは仕方のないことでしょうか。これが大学の映画学科4年生の卒業制作っていう点は素直に評価していいとは思います。学生の自主制作ぽさはなく、とてもしっかりした作りだと思います。でも徴兵制はなくても学校で日常的にいじめが横行し、自殺する子どもたちが後を絶たない日本のことを考えれば、この作品の中で描かれている軍隊はまだまだ平和な世界に思えてしまうのですが。のどかな田舎の学校のささやかな悪ガキたち、みたいな。韓国の学校では日本のようないじめはないんですかね?もっと陰湿で執拗ないじめが行われている国の人間からすると、その程度で根をあげるのは何故?と思ってしまいます。
でも、現実に映画祭でそれだけ支持されたってことは韓国国民・徴兵経験者の共感を得たってことでしょうから、そおいうことなんでしょうね。軍隊生活がもたらす弊害や韓国社会の矛盾点なんかを浮かび上がらせてるらしいので、その辺も評価されたんでしょうが、いかんせん描かれているイジメにインパクトがないので困ってしまいました。残念。

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