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2007.03.28

『口裂け女』感想

Kuchisake2基本的なアイディアは悪くないと思います。口裂け女の誕生や何故口裂け女は子どもを襲うのかとか、不死身な理由とか。でもそれらのアイディアが一つの作品としての面白さにつながっていってないのが痛い。全てが必然的に繋がるのではなく、ストーリー上の必要に合わせて都合よく展開していくって感じ。それは”口裂け女”の出現や行動に法則性やルールがないからだと思うのだが、やはりホラー映画としてはある程度の縛りは必要なのではないだろうか。もちろん法則性がないからこその怖さがあるのも確かなのだが、本作の場合はそれが”怖さ”のためではなくご都合主義に見えてしまうのだわさ。都市伝説としての口裂け女と実体としての口裂け女のリンクのさせ方もいまひとつ面白みがない。

それとあまりに見え見えのラスト。あれはわざと?あまりにもフツーのラストにびっくりした。かなりエグいシーンも多くて、その点は頑張ってるんだから、もう少し脚本を工夫して欲しかった。これが考え抜いた上での脚本なら、その狙いは外れていると思う。『ノロイ』の白石晃士監督ということで期待していただけに残念。

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