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2006.02.04

2006年1月ランキング

<総合ランキング>
『ブレイキングニュース』
『疾走』
『ロード・オブ・ウォー』
『輪廻』
『ホテル・ルワンダ』
『狼少女』
『THE 有頂天ホテル』
『ビッグ・スウィンドル』
『ファイナルカット』
『東京ゾンビ』
『フライトプラン』
『博士の愛した数式』
『銀色の髪のアギト』
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『ロード・オブ・ウォー』で明けた2006年。シニカルな視点で戦争の矛盾を突く作風が気に入り好位置にランキング。同じ戦争・紛争を扱った『ホテル・ルワンダ』もよかったのだが(署名にも協力したし)民兵による虐殺がメインで隣人による虐殺にはほとんど触れられておらず、それでは真の恐怖が伝わらないではないか、とやや位置を下げる結果に。

最恐期の黒沢清を思わせる演出がツボにはまった『輪廻』だったが、それより怖い『疾走』がさらに上位を確保。この作品今までのSABU監督の作風とはまるで違うが、こんなスゴイ映画がもっと話題にならないといけないのではないか。観終わってもしばらく座席から立ち上げれなかった。ベルリン映画祭映画祭パノラマ部門に正式出品だそうです。

娯楽系では韓国産の『ビッグ・スウィンドル』がなかなかの面白さ。脚本に何年も掛けたそうだが逆に煮詰め過ぎって感じがして正統派『THE 有頂天ホテル』にわずかに及ばず。期待値は高かったものの予想以上の脱力度で『東京ゾンビ』も下位に沈む。そしてさらに降下したのが『フライトプラン』。あまりのご都合主義・大雑把な作りに呆然。ただし突っ込み所満載映画としてはポイント高し。

『博士の愛した数式』は嫌いじゃないけど、あまりに奇麗な作りに辟易した。『ファイナルカット』は実に面白い素材だったのだが、こじんまりとし過ぎて残念。もっと話を広げて欲しかった。結果微妙な位置に。『狼少女』はレイト上映時に気になっていたのだが結局観に行かず、Yahoo!ムービーで異常な高得点を出してるのも手伝って大森に回ってきたので行きました。最初は子供たちの演技も下手でかなりヤバイ感じだったがラストはウルウルきました。脚本は悪くないのでしょうが、演出が拙い。まあかなり甘めの評価ではあるが見世物小屋に免じて許してくれ。

あまり触れたくないのですが『銀色の髪のアギト』。何とかならなかったんですかねぇ、これ。自分たちででもマズイと思ったでしょうに。唐突なストーリー展開。説明不足。見たことあるテーマの噴出とその未消化度の高さ。連続アニメの総集編じゃないんだからさ、もっとちゃんと作ってよ。

で栄えあるトップは『ブレイキングニュース』。『ザ・ミッション/非情の掟』『PTU』『マッスル・モンク』のジョニー・トー監督作品。あいかわらずかっこいいです。

★★★『PTU』

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博士の愛した数式posted with amazlet on 06.02.04 [続きを読む]

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