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2004.10.03

『ぼくセザール 10歳半 1m39cm』9/26(日)新宿武蔵野館

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面白かったです。セザール、親友のモルガン、恋心を寄せるサラの三人と彼らの家族をめぐるお話しを子供の視線から語る。前半はセザールの早とちりが引き起こす騒動、後半はモルガンの父親を探すロンドン冒険旅行。
自称“ちょっと太め”のセザール君(実は武道の達人でもあるみたい)がいい味出してます。何事も一方的な両親や理不尽な世間の荒波に揉まれながらもキレることなく耐えて暮らしてます。「子供だから」「子供のくせに」etc、と一個の人格として認められないセザールの、しかしその真っすぐな生き方に我々日常の汚濁にまみれた大人たちは明日への夢と希望を見いだすのであります。

「父、帰る」との違いが興味深い。強大なソ連邦の崩壊=父性の喪失とゆう歴史を経て、まさしく今「父、帰る」と、求心性(力)が必要とされている社会でもあるロシア映画では「父」は権力の象徴でもありそこには“言葉”ではなく“力”が必要とされる。一方フランス映画『ぼくセザール〜』では大切なのは言葉でのコミュニケーションであり、子どもも一個の人格として尊重されるべき存在である。もちろん監督の資質の違いでもあるけど、国とゆう環境も影響しているわけだからね。最近父子の映画って多いですね。

一番笑ったのはセザールが夢の中で「サンダーパンツ」(傑作です!)ばりのおならをぶっぱなすところ。

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