« 『イエスタデイ/沈黙の刻印』9/11(土)銀座シネパトス | トップページ | 『ディープ・ブルー』9/13(月)TOHOシネマズ川崎 »

2004.09.15

『デビルズ・バックボーン』9/12(日)池袋シネマサンシャイン

「クロノス」からのギレルモ・デル・トロ監督ファンです。今回はハリウッドを離れ、スペインでアルモドバルのプロデュースとゆうことで、同じラテンの血の元でどんな作品になったのでしょうか?ちなみに98年に「クロノス」を観た時の感想です。

スペイン内戦下、人里離れた荒涼とした野原にぽつりと建つ孤児院が舞台。庭には巨大な不発弾が何かを主張するかのように突き刺さっている。そこに主人公の少年が連れてこられる。内戦という暗い時代を背景に、戦争による混乱とそこに生じる対立、人間の欲望、少年たちの孤独と自立。孤児院に現れる亡霊がすべてを曝け出させる。 

ホラー。正統的な「恨み」ホラー。直球勝負ですな。変なひねりもないし、小細工もなし。そこが魅力でもあるし、ちょっともの足りないとこでもあるか。しかしこの映画は絵的に怖がらせようとしてるわけではなく、人間の中に棲む様々な感情の“怖さ”を描こうとしているので、まあこんなものなのかな。
人間の感情が生み出す出来事の連鎖が終局的な悲劇をもたらす。単に人が死んでいくだけのホラーじゃなくて、それぞれの死にドラマがあってそれがもうひとつの見どころでもある。でもだったら別にホラーじゃなくても(少年の幽霊を出さなくても)よかったんじゃないの?ってことも言えるんだけど、まあそれはそれとして。

|

« 『イエスタデイ/沈黙の刻印』9/11(土)銀座シネパトス | トップページ | 『ディープ・ブルー』9/13(月)TOHOシネマズ川崎 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15973/1439352

この記事へのトラックバック一覧です: 『デビルズ・バックボーン』9/12(日)池袋シネマサンシャイン:

« 『イエスタデイ/沈黙の刻印』9/11(土)銀座シネパトス | トップページ | 『ディープ・ブルー』9/13(月)TOHOシネマズ川崎 »