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2004.09.13

『マイ・ボディガード』9/10(金)ヤマハホール(試写会)

原題が「MAN on FIRE」燃える男。元CIAの特殊部隊員がメキシコ・シティで少女のボディガードとして雇われが誘拐を許してしまい、その復讐の為に「燃える男」として立ち上がる、とゆうお話。前半はデンゼル・ワシントン演じるボディガードの苦悩と再生の物語り。そして後半が復讐の物語とおおまかに二部構成。

全体のトーンは思ってたよりかなり重めでした。それは前半、過去に苦しめられる主人公の姿が執拗に描かれることと、後半の復讐シーンの容赦なさによります。唯一心休まるのはダコタ・ファニング演じる少女との交流とそれによって主人公の心が開かれていくとこですが、そこを明るくすることで、より彼女が誘拐された後の主人公の過激さを観客に納得させやすくしようとしています。個人的にはちょっと甘甘過ぎなわざとらしい演出で好きじゃないんですが、これくらいやっておかないと後半の残酷な復讐シーンの言い訳にならないとゆうことでしょうか。でもその「目には目を」的な執拗な復讐劇はご時世柄、際限のない暴力によるアメリカの対イラク・対テロ政策を肯定しているようであんまり気分いいもんじゃありませんし、ちょっと違うんじゃないかとも思いますが。

画面の質感とか舞台がメキシコとかゆうせいか(その重苦しさも手伝い)「トラフィック」に似た感じも受けました。麻薬を誘拐ビジネスに置き換えてアクションを加味したって。時間も同じような長さだし。「トラフィック」に及ばない点は、せっかくクリストファー・ウォーケンやミッキー・ロークなどの渋い脇役が出ているのに、どうしても焦点はデンゼル・ワシントンに集中するんで、脇役たちにちゃんとした落しまえが付いていない点。もったいない。
あと、チラシにあるような「レオン」を持ち出すのはちょっと見当違いじゃないの?あやかり商法が見え見えでイヤらしいですね。

それにしてもダコタちゃんは誘拐されてばかりだね。「コール」でも誘拐されてたね。誘拐じゃないけど「アイ・アム・サム」も父親と引き離される役だったし。「アップタウン・ガールズ」でも親子の縁は薄かったような。で今度は「宇宙戦争」のリメイクでトム・クルーズの娘役ですか。それから「不思議の国のアリス」のオファーですか。いやはや売れっ子ですなぁ。

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