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2004.08.29

『モンスター』8/24.玉川高島屋アレーナホール(試写会)

シャーリーズ・セロンの肉体改造&特殊メイクによる変身振り&迫真の演技でアカデミー賞を受賞した話題作。実在の連続殺人犯をモデルにした事実に基づく作品。
作品そのものは暗くて哀しくて救いがない。しかし、その提示する問題は、決して目新しくはないが、人類にとって答えの出ない永遠の問題である。「何故人を殺してはいけないのか?」「選択の余地のない殺人は許されないのか?」等々。殺人など弁明の余地のない犯罪でどんな言い訳も通用しないとゆう考えもあるだろうが、そこまで割り切って考えられない人たちにとっては色々と考えささせられる作品である。

こうゆう映画を観ると、「夢は必ずかなう」だとか「運命は変えられる」だとかいった勝者の側からのサクセス映画が、現実離れしたお気楽ムービーに見えてきたりもする。もちろん努力が必要なのは言うまでもないことだが、それでもどうしようもないことはどうしようもないんだから。自分一人の力ではどうにもならないことも存在するとゆうことの絶望感。それすら所詮自己弁護と言ってしまえば、敗者はもう逃げ場が無くなってしまう。だって全員が勝ち続ける世界なんてどこにもないでしょ?光があれば影はできるもの。人生に勝ち負けなんて無いって考えは理想的だけどそれこそ自己欺瞞だし、なかなかそう達観できるもんじゃない。マイナス思考を奨励するわけじゃないし、常に前向きに生きてはいきたいと思うがそれを許さない「状況」とゆうものもあるとゆうこと。怖いのはそれに流されて歯止めがきかなくなること。ベトナム帰りのトムの言葉の重さ。

シャーリーズ・セロンが15歳の時、母親が、家庭内暴力を振るう父親を射殺したとゆう事実にも驚きました。そうゆう過去があってからこそのこの演技でもあるのでしょう。クリスティーナ・リッチの存在感もさすがでした。

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