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2004.07.11

『誰も知らない』7/5.シネカノン有楽町(試写会)

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『氷の国のノイ』とは「墓掘り」繋がり。

是枝作品は初鑑賞です。トークショウ(監督&YOU)付き試写会。
確かに力のある作品です。カンヌではあくまでも柳楽優弥くんの最優秀男優賞ですが、その他のキャストもみんなすばらしく、作品そのものものもちろんよくできてると思います。ドキュメンタリータッチであることや、現実的に考えれば、あんな状況でみんなあんなに優等生的でいられるのか?とゆう疑問も生まれますが、まあそんなこともあるのでしょう。それにこれは監督も言ってることですが、お母さん役のYOUのキャラが、子どもを置き去りにするんだけど決して悪い人間には見えない、とゆう点がひとつの大きなポイントですね。あくまで子供達がたくましく生きていく物語であるわけで、現代社会のゆがみを告発する映画ではありませんからね。
でもやはり注目は子供達の演技ですね。実に自然で無理がありません。みんな(YOUも含めて)本格的な演技は初めてとゆうことなんですがこの先が楽しみな子たちです。柳楽優弥くんが注目されてますが(確かに揺れ動く少年の心理状態を見事に表現してます)、監督的には長女役の京子こと北浦愛ちゃんがすばらしいとおっしゃってました。それとタテタカコさんが歌う「宝石」とゆう曲もよかったです。予告編でも流れてるやつですね。本人もコンビニ店員役で出演してます。まあ、観て損のない作品だと思います。ウォルタ−君のようなファンタジックで夢のある話じゃないし、ノイ君のようなシビアで辛口でもない、着想から15年、撮影に1年を掛けただけはあるリアルで身に詰まされる作品です。

唯一気になったのが、ラストにある事件が起こるのですが、それに対する子供達の対応の仕方ですね。それが都会の中、ああゆう状況下で育った子供達だからの反応なのか、そおゆうことに対する経験の無さからくる反応なのか、今一つ釈然としないものを感じました。上映後監督とのティーチ・インがあったので聞けばよかったんですが、それを思ったのは帰ってきてからだったので、もうすでに遅しでした。

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