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2004.06.06

『列車に乗った男』6/4.ル・シネマ

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まさしく役者で見せる映画って感じですね。二人の男が出会って別れるまでのほんの数日間の話しなんですが、そこにそれまで全く違った人生を歩んできた二人の男の人生を凝縮させ、さらにその先にあるものを垣間見させる密度の濃い演技と演出。ストーリー自体に大した起伏はなく淡々とした時間が流れ、最初ぎこちない二人がいつしか打ち解けていく様子が微笑ましくもあるものの、全体を覆う哀切の雰囲気が緊張感を途切れさせません。しかも最後に深い余韻を残してくれます。
もし人生をやりなおせるとしたら?。別にこれまでの人生に悔いがあるわけでもないけど、違った生き方をしてみたいと思うことは誰にでもあることでしょう。老境にさしかかったある人生の節目で、そんなもう一つの人生を歩んできた男にお互い出会った時、運命の歯車が大きく回ったのかもしれません。これは血気盛んな若い時に観るのと、ある程度年令を重ねてから観るのとでは印象が違うかもしれませんね。今の自分に自信があり生活も充実している時に観ると、ラストがすごく納得いかないかもしれません。ラストにも映画そのもにもシンパシーを感じた自分は、やはりもうそれなりの年になってしまったとゆうことでしょうか。列車の音をアレンジした音楽がいつまでも耳を離れませんでした。

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