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2004.05.03

『テッセラクト』

『レイン』で「おおぉ!」と思い、『the EYE【アイ】』でその恐怖描写に「これマジで怖ぇ〜」と感じ、個人的にかなり注目のオキサイイド・パン監督作品。ただ今回は原作もので、その原作が『ビーチ』『28日後・・・』のアレックス・ガーランドとゆうところにちょっと不安はあったが・・・。

結果的には、それなりに満足しながらも物足りなさも。映像的には結構凄いです。スローモーションを多用しCG加工を加えた独特の映像スタイルは、音楽も合っててかっこいいです。銃撃シーンも今までとはまた違った演出で目を引きます。ただ、話の構成に新鮮さがないのが残念なところです。一見バラバラに進んでるかのように見えたストーリーがひとつにつながっていくってゆうのは、『パルプ・フィクション』(94年)を持ち出すまでもなく今ではかなり使い古された手法だし、最近では『エレファント』でも効果的に使われていた。ただ『エレファント』の場合は、ああゆうテーマの作品だからこそ、ってのはあるけど『テッセラクト』の場合は、この手の作品はもう最初からそうなっていくって分かっちゃってるからね、観る側が。だからどんなに見事にまとめられても、慣れちゃってるから、感心はしても驚きは無いよね。よっぽど捻りを加えないと「あ〜、またこのパターンか」ってなっちゃう。登場人物達の描写はなかなか情感があっていいだけに、どこかもうひと捻り加えて欲しかった。でもまあ、その欠点?を映像の斬新さが補ってあまりある気もするけど。(ちょっと言い過ぎかな)
原作は読んでないけど、女性心理学者と少年の見る夢ってゆうモチーフをもっと膨らませればさらに面白い雰囲気の作品になったと思うんだけどね。

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» DVD「テッセラクト」 [☆ 163の映画の感想 ☆]
またまた、ジョナサン・リース・マイヤーズ観たさに借りた作品です。あまり沢山出てこなかったような気もしましたが、一応主演作品らしいですぅ。。。 タイ、バンコクのホテル。運び屋のイギリス人男、息子を亡くした心理学者、瀕死の殺し屋、ホテルで働く少年。同じ時...... [続きを読む]

受信: 2006.03.23 09:28 午後

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