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2004.04.25

『ロスト・メモリーズ』

歴史改変SF映画。しかしその歴史が歴史だけに日本人としては複雑な心境で観てました。

戦闘シーンとかは割と力が入ってる感じですが、未来の京城がどこから見ても新宿にしか見えないとか、日韓併合後100年くらい経つのに日本語があんまりうまくないとか、東京に住む日本人から見れば細かな気になる点はあるものの、やはり一番気になるのは物語の中心となるテロリストたちの動機だ。いや、歴史的事実としての動機ははっきりしているのだが、映画の中で描かれている歴史からはその動機が弱いように感じる。もちろんある国が他の国を力で支配することは許せないことだが、作品としてはそれがどのような結果・弊害をもたらしているのか、どうゆう差別が行われているのか、その辺をもっと強調して描かないと、韓国側からすれば忘れられない歴史で、ほとんどの国民が周知の事実だとしても、一本の映画として見るとやはり説得力に欠ける。
それと歴史改変の方法も、もうちょっと工夫が欲しかった。後半までネタを伏せとくのはいいとしても、やはり最後で言葉で説明しただけの印象が強く、いささか唐突な感も拭えない。

「『シュリ』を超える壮大なスケール」とか宣伝してるけど、オフィシャルページの貧弱な作りを見ればそのウソさが分かる。仲村トオルやチャン・ドンゴン等キャストは結構頑張ってただけに残念。さて、『終戦のローレライ』はどうゆう映画に仕上がるのか?楽しみですね。

関係ないけど、『ホテルヴィーナス』の日本人たちの韓国語って、韓国人からすればどう聞こえてたんでしょうね?

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「ロスト・メモリーズ」/韓国/2002年/136分 日本語公式サイト ロスト・メ [続きを読む]

受信: 2005.01.03 06:09 午後

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