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2004.04.25

『ぼくは怖くない』

この映画の最初のチラシを初めて見た時(二種類あるんです)、てっきりホラー映画だと思いました。実際ある意味ホラーではあるんですが。

さて、語られない部分、見せない部分があるからこそ面白い映画、とゆうのがあるが、この映画の場合それは成功しているのだろうか。

この映画の場合、徹底的に主人公の視線にこだわり、他の視点からの描写をほとんどしない。だから観てる側は主人公の少年が見聞きする範囲の情報しか与えられない。何故穴の中に子どもが閉じ込められているのか?何故そのことに触れてはいけないのか?大人たち、中でも自分の両親はそのこととどう関わっているのか?
何となくは分かっても、本当のところは最後まで何も分からない。

観終わった時には、そのはっきりしないことへの不満感が強く、確かに、実際には何が起こっていたのかを見せないことで、こっちの想像力は刺激はされるが、何かもの足りないものを感じた。が、よく考えればそれは主人公の視点に撤することの当然の結果で、「子ども」とゆう立場のリアルな追体験なのだ。かように子どもとゆうのは、戸惑いと不安の中に放り出されてしまう存在であったのだ。それはある意味“恐怖”であろう。

そうゆう訳で、この映画はなかなか面白い試みをしているのだが、だかやはり、大人の自分としてはもっと“知りたい”のでありました。


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