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2004.04.19

『世界の中心で、愛をさけぶ』

試写会で観てきました。
まずSF者としてはタイトルが許せないでしょう。世界の中心で愛を叫ぶのは“けもの”と相場が決まっておるのです。意図的なのか単なる無知なのかは知りませんが、どちらにしてもけしからんことです。

さらに、明らかにこの映画は長澤まさみでもっているようなものなのに、エンドロールでは大沢たかおと柴咲コウが最初にくるのは何故でしょう?あれ程の熱演をした長澤嬢に対して、あまりに失礼ではありませんか。

と、冒頭から文句ばかりで申しわけありませんが、さて、物語の方はと言えば、結婚を間近にひかえたサクこと大沢たかおの過去の回想を中心に進むのでありますが、それはそれで少年時代役の森山未來くんと何より長澤嬢の頑張りで観れるのでありますが、肝心の現在のシーンが力不足で、全体の質を落としてますね。
主人公は過去に生きるのか現在に生きようとしてるのか、その葛藤、感情の揺れがもっとないといかんでしょう。それに婚約者ももっと不安を抱かなくちゃ。そこで過去から現在の思いが浄化され物語りに厚みが出るのと違う?

これは、原作を読んでないので原作の問題なのか脚本の問題なのか分かりませんが、行定くんも、原作ものばかりやってないでオリジナル作ってよ。
自分でも言ってたように『きょうのできごと』は力が抜けてて面白かったのに。あんまり深刻なのは撮らない方がいいと思うよ。で、ちょっと心配な『北の大地』なのでありました。

と、今調べたら、大人になってからのシーンは原作にないそーじゃありませんか。こりゃまた結果的に余計なことをしてしまったもんですな。行定くん、そーゆーの好きなのはわかるけど、控えようよ。

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