経済・政治・国際

2006.09.03

9.11そしてヒーローは来なかった

先日『ユナイテッド93』と『スーパーマン リターンズ』を観ました。この二作品が続いたのは意図したわけではなく偶然です。なので『スーパーマン〜』の冒頭で飛行機の墜落シーンが出てきた時にはビックリしました。

スーパーマンは当然のことながら飛行機を墜落から守り、乗客乗員の命も救われる。しかしスーパーマンは5年前にはいなかったのだ。そう故郷のクリプトン星に帰っていたから。スーパーマンのいないこの5年間で世界は変わってまった。道を照らす明かりを失った人類は愛と正義を忘れて、ますます欲と憎しみに溺れていった。2001年の9月11日を境に。あの日スーパーマンは現れなかった。では誰がユナイテッド93を墜としたのか?

『ユナイテッド93』はよくできたパニック映画だと思います。臨場感・緊迫感にあふれ、結末が分かっていてもラストまで手に汗握ります。飛行機内のシーンはもちろん、管制塔のシーンも実際にこんな緊迫したやり取りがあったんだろうと思わせるリアル感があります。関係者のインタビューを元にして作られているし、実際の人物も本人役で出ていたりするのでそれもそのはずなんでしょう。テロリストに関しても冷酷無比な狂信者的に描くのではなく、それなりに人間性をもった人達に描くよう努力してるようです。
しかし生存者がいない以上、全ては憶測に過ぎません。実際に機内で何が起こったのか?犯人はどんな人物で乗客はどういう反応・行動を起こしたのか?更にはユナイテッド93は本当に墜落したのか?全てはまだ謎のままです。それをこの作品のようにあたも事実であるかのように描くのに問題はないのでしょうか?これはあくまでフィクションです。しかし冒頭或はラストに「この作品はフィクションです」という断りはあったでしょうか?作品自体の出来とは別にその作り手の姿勢に疑問を感じます。実際にあれだけの機内と地上との電話でのやり取りがあったのか(もちろんクレジット通話は別ですが、携帯はあの高度・スピードでは繋がらないという話です)?本当に乗客達は操縦室に突入したのか?
本当に空軍はスクランブルできなかったのか(あの日空軍の演習が行われる予定だったとか)?そもそもユナイテッド93は墜落ではなくミサイルで撃墜されたのではないか?という疑問も解決されてないはずです。

実際この作品は政府のプロパガンダ映画だという声も聞こえます。乗客の英雄的姿を描くことで対テロへの国民感情を高揚させる為のです。が一方、そのように見せかけて実際は映画の中でいくつかの疑問点をそれとなく示すことで政府の欺瞞を暴くのが目的の映画だ、という話もあります。どちらが本当かは分かりません。ですがテロの当事国ではなく、テレビの報道程度の情報しか与えられていない一般的日本国民が観れば、後者のような見方をするのはまず無理ではないでしょうか。

ユナイテッド93を含め9.11テロにはまだまだ謎の部分が多いです。極端な話では政府の謀略(自作自演)説。ハイジャックされた4機は全てリモートコントロールされていた、とするものから途中で飛行機がすり替えられた、とするもの。そこまではいかなくても、アメリカ政府はテロの可能性を知りつつわざと阻止しなかった、とするもの。ペンタゴンに突っ込んだのは旅客機ではなくミサイルだったという説もあります。

何かとりとめのない文章になってしまいました。映画の感想というより9.11に関する感想になりつつあるのでこの辺にしておきます。ユナイテッド93及び9.11に関心のおありの方は「9.11 謀略」等で検索すれば色々と出てきますので、どうぞお試し下さい。

| | コメント (2) | トラックバック (3)

2006.07.11

シネマ信託ですって。ただし1千万円から・・

ジャパン・デジタル・コンテンツ信託(JDC信託)というところがシネマ信託というものの募集を開始しました。いわゆる「ファンド」ですね。”複数の映画を運用対象にした金融商品”です。映画製作4社が製作する複数の劇場用作品を対象にするようです。まあ毛色の違った作品を対象にすることでリスクを分散するってことらしいです。申込単位は1千万円からでしかも1千万円単位。

5社の作品を対象に「シネマ信託」・個人から投資募る(ITmedia News:3/30)

「シネマ信託〜製作者ファンド」募集開始(ITmedia News:7/7)

ポートフォリオ型著作権運用商品「シネマ信託〜製作者ファンド〜第1号〜」取扱い開始のお知らせ(PDF)

*『SHINOBI』ファンドの10万〜とは随分差がありますなぁ。まあ対象とするものが違いますけどね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.06.21

夕張市が破産!

「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」でお馴染みの夕張市が「財政再建団体」になってしまったようです。民間企業でいえば 「破産」ってことですね。

自治体破産〜夕張市が『財政再建団体』に(東京新聞)

そのためか夕張市のサイトにアクセスが集中してるようです。

夕張市公式サイト

| | コメント (0) | トラックバック (0)